昨年はブログを通じて、皆さまとコミュニケーションができましたこと、
心からお礼申し上げます。
クッキングを通じて “おいしい” 情報交換、このブログの魅力ですね。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
門松は我が家の32年続く年始の手づくり品、途中1回だけ喪中で中断、
毎年クリスマス直後に制作開始、12月28日に玄関先に鎮座します。
門松の形や素材は、地域によってだいぶ違うみたいですが、基本的には、
竹・松・菰(藁製)・南天・御幣などです。
自然のこれらの材料はお金で買うわけではなく、近所の友人などに分けてもらい、調達します。
孟宗竹は太さ10センチくらい、鋸で先端を鋭角に切りますが、美しく切る
ために、透明テープを巻いて6本の竹を同じ角度で切ります。
別行程で、藁を麻ひもで菰にします。2枚で一対、1枚2Mくらいです。
自作の菰編具、組みひものやり方と同じ感じです。
3本セットにした竹に菰を巻き付けます。
先端部をハサミで切って揃え、黒の棕櫚縄で胴体を固定します。
松を飾って御幣を付ければ完成目前。
南天を添えて、縄をなって輪飾りをつけて完成です。
おおまかにこんな工程ですが、概ね1日半の作業になります。
昨年は息子が家を新築したので、1対プレゼントしましたが、今年はそこまで
手が回らず、1対のみの制作でした。
正月明けにはお焚き上げをして1年の息災を祈願します。