今年は落花生の生育が順調です。
例年の栽培方法の他、*コンパニオンプランツとしても活用してみました。
秋蒔き野菜の準備のため。そのコンパニオンプランツとして植えたものを8株ほど掘ってみました。
いつもは10月中旬の収穫なのだが、「まだ早いのでは?」と思いながら
掘ってみたところ、なんと!おいしい茹で落花生が食べられたのです。
“おおまさり”という品種。普通の粒の倍以上の大きさ、茹で落花生向きです。
こちらが、在来の通常栽培、中央下の小さな黄色い花(見えるかな?)が落ちて、そこから根が地中に伸びて行きます。地中の先端に豆ができます。
黄色い花が落ちて豆ができるから、“落花生”です。
下の写真がコンパニオンプランツとしての落花生。
茄子とピーマンの根本に落花生の葉がびっしり。
茄子もピーマンも暑さと乾きから守られ、生育が順調になります。
黄色い花は、これもコンパニオンプランツとして植えた害虫防除のためのマリーゴールドです。
*コンパニオンプランツ:ある植物の生育を良くするために、害虫が嫌いな植物
を隣に植える、とか輪作の影響が出ないように効果が
有る植物を隣接して植えること。
今回の落花生は、ピーマンや茄子などの根もとを日射
から保護して乾燥しない効果を狙ったもの。また、
豆類の窒素固定作用を利用して肥料効果を高めるため
に利用した。
本格的な収穫まであと1か月。
葉っぱが少し枯れて来たら収穫時期。
刈り取ったあと、乾燥させてから皮を剥き、炒りピーナツ、味噌ピーナツなどに加工します。