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ちゅうさんの男の夕食

陶芸ライフ20 ~大型連休は自宅で陶芸~

2018/05/06 07:00 テーブルウェア キッチングッズ 趣味

人混みを避け、渋滞を避け、自宅で一人悦に入っていました。

象嵌(ぞうがん)の大鉢、直径20センチです。


作業開始、まずは土練り、土練り3年といわれるくらい重要な作業。

そのあと、電動ろくろの上に3キロの砲弾!、これから土殺しです。


土殺しとは、ろくろの上で土の円心をとる作業、重要な作業です。

きれいに中心を取らないとろくろが挽けません。


挽いたばかりの小鉢、大きさをそろえるのは手の感触のみ。

皆さんのブログを見て、この器「いいなぁ」と思うと作り方を研究します。


高台(底の出っ張り)をかんなで削り終わったあと。

この作業は生乾きの状況でタイミングよく、2日めの作業となります。


1個もののマグカップもうまくできました。


コーヒーカップは、取っ手をつけるのが難しい。

持ちやすく、飲みやすい角度と大きさ、形の良さが条件。


こんなふうに、付けるところにキズを付け、

同じ土のペーストを付けてくっつけます。


乾き具合で変形するので、そのタイミングも難しいのです。


わお~~!思い通りの大きさ、口辺り、取っ手のフォルム。


ところが……(◎_◎;)

最後に棚に移動中、ぶつけて割ってしまったのでした。

陶芸の工程は、ろくろの場合、30工程くらいあるのですが、そのどの工程

  もクリアしなければ1個の器ができないのです。  泣き、泣き…。

よくあることです。

また作ればいいや(でもたぶん、同じものはできない…と陰の声)。


ところで、割れた土は、また水で戻して使えるのです(素焼き以前の場合)

リサイクルですね。

環境にやさしい陶芸です。


ろくろよりも、比較的簡単につくれるのが、たたら板を使った板づくり。

焼き魚やお刺身用の長皿などは簡単につくれます。

ちょうど、サンマが載る大きさです。


完成品は、こんな具合いになります。


裏には落款を押します。


表面に陶芸用櫛で櫛目を入れます。


土の下に丸棒を入れてヘリを湾曲させます。

4隅を少し持ち上げると、いい形になります。


このあと、完全乾燥~素焼き~絵付け~釉薬施し~本焼き、と続き、

すべての完成は6月末頃になります。


●ちゅうさんの陶芸のページ

  http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Homeroom/1978/togei.html


レシピページの写真もそうですが、専属カメラマンが居ないので、

写真を撮影して残すのが大変な苦労!

陶芸は作業中、手がどろんこなので、写すのにもさまざまな工夫が必要です。


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