懐かしい昭和の暮らしを思い出しました。
出展:朝日選書、小泉和子著「くらしの昭和史」から写真転載
丸い座卓、家長を中心にみんなが集まりました。
魚、おひたし、お吸い物、漬物。これでも、ごちそうです。
全員の箸入れがあります。
この頃、5人家族は少ないので、都会の家族でしょうか。
七輪に練炭で調理です。強火、弱火はフライパンを付けたり離したり…。
ハンバーグに豆腐の煮物に春雨サラダ。お皿やテーブルクロスが昭和風。
水道が無いので、井戸から桶に水を。家々に井戸が無い時は町内の共同井戸。
冷蔵庫など無し、井戸水でスイカを冷やしました。バケツはブリキ製です。
風呂は薪で下から燃やします。火起こしは子どもの役割。
ごはんは鍋で炊く。水はくるぶしまで入れます。
白い割烹着とネッカチーフはお母さんの定番ファッション、
おはぎを作っています。
洗濯は洗い桶と洗濯板で。洗うときは洗剤が落ちないように波を下向けて、
すすぐ時はすすぎ水が落ちるように上下を変えて、波を上に向けて。
労力や時間がかかって家事も大変な時代でした。
スマホもインターネットも無かったけど、何か家族みんなが協力しての
今でいう、スローライフの生活、ホンワカした時間が多い時代でした。
もう戻れないけど、昭和の時代、懐かしいですね。