土練り3年と言われます。練った形が菊の花に似ているので、菊練りと言います。
土を手で練ることは基本中の基本、土の中の空気を抜き、分子を均一にします。
この技はうどん粉を煉るのと同じです。
柔らかさが足りなければ、スプレーで霧を吹いて湿らせます。
練った土を成型に使います。これは板づくりといって、轆轤を使わない方法。
ローラーを掛けると、両側の“たたら板”の厚さの粘土板が得られます。
板づくりでこういうものができます。
轆轤を使うと円形の美しいフォルムが得られます(完成品:コーヒーカップ)
土練りが良くないと、美しい形ができないのです。
成型には心模様が現れます。陶芸中は無心で土に向き合うことになります。
ちゅうさんの陶芸のページ
http://www.geocities.co.jp/NeverLand-Homeroom/1978/togei.html